身体をととのえる

大切な身体のために知っておきたいこと

生理シリーズ②子宮の役割と働き。ピルって実際どうなの?

こんにちは

 

理学療法士

ピラティスマットコーチ

ベビーマッサージ

・ナードアロアセラピスト

 

在津幸子です。

 

生理シリーズ②です。

今回は子宮の役割と経血についてお話ししたいと思います。

 

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色々と名前が載っていますが、気にしないでください。笑

 

子宮は長さ6〜8cm、幅4cmとニワトリの卵ぐらいの大きさです。

 

役割は

①受精卵を受け入れる準備

 排卵〜着床〜妊娠まで

②胎児を育てる

です。

 

卵巣から作られるホルモンは

プロゲステロン(妊娠を維持する身体を作る)

エストロゲン(美しさを司る)

 

プロゲステロンの働きは

・体温を上げて、妊娠したときの状態を維持する

・子宮内膜や子宮筋の働きを調節する

・乳腺を発達させる

・体内の水分量を調節する

などなど...

 

エストロゲンの働きは

・卵胞を成熟させる

・受精卵が着床しやすくなるよう子宮内膜を厚くする

・肌のうるおいを保つ

代謝を促す

などなど…

 

どちらも大切なホルモンですよね(^^)そしてこの役割や働きをしてもらうためには

子宮の環境を整えることが大事だということも♪

 

次にピルのしくみについてです。

 

ピルってこの子宮にどんな働きをして生理を調節していると思いますか?

 

ピルの中には上のホルモン2つが配合されています。

排卵後、特にプロゲステロンが上昇するのですが、ピルを飲むと

「すでに排卵した後ですよ〜」

という状態になります。

なので排卵がないんです。

 

排卵がないということは子宮内膜が十分に厚くならないので経血の量が減ります。

そして、おりものがよりネバネバになるので精子やウイルスが子宮内に入るのを防ぎます。

 

最後に成分のない粒を服用して、ホルモンが減少し生理前の状態にリセットされて2〜4日後に生理がくるというしくみです。

 

経血量も減るので生理痛がなくなるからピルを服用している人も多いと思います。

私もそこは否定したりはしませんが身体の状態に関係なく意図的に生理を調節しているということは覚えててほしいなと思います。

 

シリーズ①でも書いたように

痛くなる理由があるんです。

そこに少し目を向けてほしいな〜

 

それでは!